日本人にとってやはり中国語の発音で難しいのは子音の有気音と無気音ですね。
なにせ英語にもない発音なのだからびっくりです。
私も最初この中国語の有気音、無気音を教えてもらったとき、かなりのカルチャーショックでした。
世の中にこんな発音の概念が違う言葉があるなんて!
私の中で一つの概念が変わった瞬間でした。
有気音、無気音の発音をマスターするのは割りと簡単です。
息を出すか出さないかですから、そんなに難しい話ではありません。
無気音の場合、例えばboの場合日本語の「ぼー」や「ぽー」とほぼ同じだからそんなに意識する必要はありません。むしろ日本語の濁音で発音しておけば間違いないでしょう。
問題は有気音です。
これはかなり意識して息を出して発音しないと難しいでしょう。
無気音との違いがどこにあるかというと
無気音pa:p子音の発音→a母音
有気音pa:p子音の発音→呼気→a母音
という違いです。
なかなか文字だけでは分からないと思いますが自分でやってみるとなんとなくつかめるかと思います。
あとは聞き取りですが、耳がなれるのは大人になってからは結構難しいものです。
でもまあそうそう無気音・有気音の違いでまったく違う意味になるものも少ないので文脈から理解できるので勘違いすることはないと思います。
中国人で日本語をしゃべるとき濁音と清音の区別がついていない人いますがそれでもなんとか会話になりますので完璧を求めないならばそこそこでも大丈夫だと思います。
ま、発音がヘンでも本家の中国では方言のきつい人や少数民族も多いので正確な発音しなくても意思の疎通が図れればそんなに気にする必要ないのかもしれません。
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