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中国語で意外と知らなかった単語や使い方を紹介します。
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(1) 他不能说话 tā bu néng shuō huà

(2) 他不会说话 tā bú huì shuō huaˋ

この違い分かりますでしょうか?

まあ、初心者の人でも字面から大体想像つくと思いますが。

(1)は話すことができない。。。。その会話能力が無いもしくは物理的に話せない(病気で声が出なくてあるいは口が寒くて動かないとか)と言う意味です。

では(2)はと言うと。。。

他会说汉语 tā huì shuō hàn yǔ

と同じですね、しゃべる能力を習得していない。。。

まだしゃべることができない赤ん坊に対して言ったりします。

以上です。

と言いたいところですがもう一つあります。

口下手

つまり、うまくしゃべることができない場合も「不会说」を使います。

不会说话怎么改善交际能力? Wǒ bú huì shuō huà zěn me gǎi shàn jiāo jì néng lì

わたしは口下手でどうすればコミニケーション能力を改善できるでしょうか?

てな感じですね。

逆に肯定形だと

他会说话

あいつは話がうまい。

となります。

まあ中国人は話がうまい人多いですからねー。

不少的中国人很会说话。


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中国語の発音を学ぶときあまり重要視されませんが、中国語の母音は声門閉塞ではじまります。

声門閉鎖と言われると難しいように聞こえますが、日本語で言う小さな「っ」つまり促音のことです。

ただ日本語と違うのは、日本語は「あっ」というように母音の後に詰まりますが中国語は「っあ」というふうに母音の前でつまるのです。

これはペルシャ語やにもあるみたですがこっちは結構聞いてもなんとなく分かるのですが中国語の声門閉鎖はそれよりきつくなく日本人が聞いても日本語の「あ」とまったく区別がつきません。

より中国人っぽい発音をされたい方は意識して「あっ」の逆で「っあ」と発音してみてください。

まあ、言語は意思疎通が目的なのであまり神経質にならなくてもいいとは思いますが。

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中国語って一文字一音節で意味がある単語多いですね。

新華字典を見てみると基本的にほとんどの漢字が一文字で独立して意味を成すものばかりです。

私の勝手な説ですが古代は紙のない時代で木簡なんかに文字を彫ったりして情報を記録するので一文字のほうが便利だったからでしょう。本来は多音節の単語も記録するために新しい文字をつくり発音も新たに作ったのではないでしょうか?

それが紙がいくらでもありコンピューターにいくらでも簡単に文章を記録できる現代においてもその習性は残されていて単音節の外来語も音を写すのではなく意味に合う漢字を見つけ出し新語をつくるようになってるようです。

そして中国語に合うように、なるべく2文字か4文字くらいで表せるように作っているみたいです。

たとえばインターネットなんかも日本語だと英語の音をそのまま写しているだけなのだけど中国語にすると「網絡」になったりします。

インターネットエクスプローラーなんて「探険家」とたった3文字になってしまいます。

文字数が少なくなるのはいいのですが、これ外国人が覚えるの大変です。



「总zǒng」は中国語では出てきますがいまいち使い方が分かりにくいですね。

辞書で見てみると
  1. 締めくくる.まとめる.概括する
  2. 全体の.全般的な.全面的な
  3. 根本の.大本の.全般的な.基本的な
  4. およそ.~だろう
  5. いつも.ずっと.いつでも
  6. 結局.どうせ.どのみち.ともかく
とあります。

日本の漢字で書くと「総」と書きます。使い方は1~3まで日本語と同じですが4~5の意味はあまり日本では使いませんね。

4の意味で近いのは

总之 zǒngzhi とにかく、ようするに

イメージ:いっぱーーーいなんかあるけど、まとめたらこうなった→総(まとめる)之(これ)

5の意味で近いのは

总是 zǒng shì いつも、ずっと

イメージ:ずーと、総て続いている→て(すべて)是(これ)

6の意味に近いのは

总算 zǒng suàn やっと

イメージ:ずーーーーとあったのがやっと終わった→てご破

こうして見ると「总」の4~6までの意味は抽象的なものや時間的な概念を表しているようです。

こんな風にイメージして覚えてみてはどうでしょうか?





日本人にとってやはり中国語の発音で難しいのは子音の有気音と無気音ですね。

なにせ英語にもない発音なのだからびっくりです。

私も最初この中国語の有気音、無気音を教えてもらったとき、かなりのカルチャーショックでした。

世の中にこんな発音の概念が違う言葉があるなんて!

私の中で一つの概念が変わった瞬間でした。

有気音、無気音の発音をマスターするのは割りと簡単です。

息を出すか出さないかですから、そんなに難しい話ではありません。

無気音の場合、例えばboの場合日本語の「ぼー」や「ぽー」とほぼ同じだからそんなに意識する必要はありません。むしろ日本語の濁音で発音しておけば間違いないでしょう。

問題は有気音です。

これはかなり意識して息を出して発音しないと難しいでしょう。

無気音との違いがどこにあるかというと

無気音pa:p子音の発音→a母音

有気音pa:p子音の発音→呼気→a母音

という違いです。

なかなか文字だけでは分からないと思いますが自分でやってみるとなんとなくつかめるかと思います。

あとは聞き取りですが、耳がなれるのは大人になってからは結構難しいものです。

でもまあそうそう無気音・有気音の違いでまったく違う意味になるものも少ないので文脈から理解できるので勘違いすることはないと思います。

中国人で日本語をしゃべるとき濁音と清音の区別がついていない人いますがそれでもなんとか会話になりますので完璧を求めないならばそこそこでも大丈夫だと思います。

ま、発音がヘンでも本家の中国では方言のきつい人や少数民族も多いので正確な発音しなくても意思の疎通が図れればそんなに気にする必要ないのかもしれません。

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