忍者ブログ
中国語で意外と知らなかった単語や使い方を紹介します。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
広告
最新コメント
[10/22 中国語は勉強するな]
[01/28 お節介じいさん]
[12/02 お節介じいさん]
[10/20 お節介じいさん]
[04/13 管理者]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
辛子ニコフ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
忍者アド
忍者アド
忍者アド
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日本人にとって難しい中国語の発音の一つ「r」の音。

なにせ一番使う頻度の高い「日本人」の発音ではrì běn rén と二つも入ってるんだからやっかいです
でもこれ最初から”r”じゃなかったんです。

昔々、、、日本では卑弥呼が活躍していた三国志の時代のから隋に統一される前の南北朝時代初期まで

は”n”の発音を使っていたんですね。

でやがて”n”が鼻音化して”nge(ニュ)”のような音に変わり、やがて唐代に入ると鼻音性がなくなって

やや反り舌音のzh(ジ)になって唐末から宋初には”nz(鼻にかかったジ)”となり、やがて現代の普通話の

”r”となったそうです。

現代でも上海語では「人」を"nin"と発音するので南の地方では発音の一部が残ってるみたいです。

で、、、これって日本語でも似たような話聞いたことないですか?

そう、日本では漢字の音読みって何種類かありますね。

呉音:古く中国の南方系の音の伝来したもの。

漢音:唐代、長安(今の西安)地方で用いた標準的な発音を写したもの。遣唐使・留学生・音博士などによって奈良時代・平安初期に輸入された。

宋音:入宋僧または渡来した宋僧の伝えたという音。実質上は唐末から元初のころまでの音で、鎌倉時代までに渡航した禅僧・商人から民間に流布した音と同一のものとされる。

唐音:宋・元・明・清の中国音を伝えたものの総称。禅僧や商人などの往来に伴って主に中国江南地方の発音が伝えられた。

宋音と唐音はひとまず置いておいて、呉音と漢音を比較すると、、、、。

呉音・・・日(ニチ)、人(ニン)と”n”が頭にきます。

漢音・・・日(ジツ)、人(ジン)と”z”が頭にきます。

全てがこれに当てはまるわけではないようですが概ねあってるようです。

試しに肉ròuを調べると呉音ではニクで漢音ではジクと読むようです。

今回中国語っていうより日本語の話になってしまいましたが興味深いので書いてみました。



※参考にした本です。専門的な用語も出てくるのでちょっと読みづらい点もありますが中国語の発音だけでなく文法や語彙の歴史なんかも書かれてあって「へぇーへぇー」な一冊です。


PR
中国語の声調は4つあります。

声調は結構大切で発音がいい加減でも声調が合ってれば通じることもあります。

昔あるテレビ番組のコーナーである言葉のイントネーションでサックスを吹いて、何を言ってるのか当てるゲームがあったのですが、たしかにある程度イントネーションが合えば分かることがありますもんね。

発音を軽視しろというわけではなくて声調をしっかり習得しましょうということなで、念のため。

で、どうやって?

と言われると現地に住んでたり中国語をしょっちゅう使う環境にないかぎり難しいですね。

昔はテープを聴いたり北京放送を聴いたりとかでしたが、今はインターネットで気軽に現地の人としゃべることやテレビ番組を見ることもできるので便利ですよね。

まあ話すのが一番なので私は会話系のをお勧めします。



中国語の発音を学ぶときあまり重要視されませんが、中国語の母音は声門閉塞ではじまります。

声門閉鎖と言われると難しいように聞こえますが、日本語で言う小さな「っ」つまり促音のことです。

ただ日本語と違うのは、日本語は「あっ」というように母音の後に詰まりますが中国語は「っあ」というふうに母音の前でつまるのです。

これはペルシャ語やにもあるみたですがこっちは結構聞いてもなんとなく分かるのですが中国語の声門閉鎖はそれよりきつくなく日本人が聞いても日本語の「あ」とまったく区別がつきません。

より中国人っぽい発音をされたい方は意識して「あっ」の逆で「っあ」と発音してみてください。

まあ、言語は意思疎通が目的なのであまり神経質にならなくてもいいとは思いますが。

【送料無料】初回限定!!60%OFF!!「金メダリストの点心お試しセット」厳選6種39個入り★【1,980円】
日本人にとってやはり中国語の発音で難しいのは子音の有気音と無気音ですね。

なにせ英語にもない発音なのだからびっくりです。

私も最初この中国語の有気音、無気音を教えてもらったとき、かなりのカルチャーショックでした。

世の中にこんな発音の概念が違う言葉があるなんて!

私の中で一つの概念が変わった瞬間でした。

有気音、無気音の発音をマスターするのは割りと簡単です。

息を出すか出さないかですから、そんなに難しい話ではありません。

無気音の場合、例えばboの場合日本語の「ぼー」や「ぽー」とほぼ同じだからそんなに意識する必要はありません。むしろ日本語の濁音で発音しておけば間違いないでしょう。

問題は有気音です。

これはかなり意識して息を出して発音しないと難しいでしょう。

無気音との違いがどこにあるかというと

無気音pa:p子音の発音→a母音

有気音pa:p子音の発音→呼気→a母音

という違いです。

なかなか文字だけでは分からないと思いますが自分でやってみるとなんとなくつかめるかと思います。

あとは聞き取りですが、耳がなれるのは大人になってからは結構難しいものです。

でもまあそうそう無気音・有気音の違いでまったく違う意味になるものも少ないので文脈から理解できるので勘違いすることはないと思います。

中国人で日本語をしゃべるとき濁音と清音の区別がついていない人いますがそれでもなんとか会話になりますので完璧を求めないならばそこそこでも大丈夫だと思います。

ま、発音がヘンでも本家の中国では方言のきつい人や少数民族も多いので正確な発音しなくても意思の疎通が図れればそんなに気にする必要ないのかもしれません。

中国での就職・転職はジョブリンクチャイナ



中国語は発音が難しいと言われます。

確かに日本語と違って声調という特殊なアクセント体系があるし

子音も清音濁音じゃなくて有気音無気音だし

中国語を習得する最初の壁が発音であるのは間違いない。

まあ、そんなにネイティブと同じくらいきれいな発音しなくても通用するといえばするので

その辺はある程度妥協すればいいのだろうけど

発音は正しく覚えるに越したことはないです。

正しい発音ができれば聞き取りも正しく聞き取ることができます。

というわけでまずは単母音から

a :日本語の「あ」よりはっきり口をあけて「あー」と言います。喉の奥から発音するのがコツです。

ま、これは簡単ですね。

o:日本語の「お」よりもしっかりはっきりと口を丸めて発音します。これも喉の奥から発音します。

e:日本語の「え」の口をして「お」と発音します。と言ってもよくわからないと思いますが「え」の口は舌先が下の歯にくっついていると思いますがそれを少し舌先を離して発音してください。結構難しい発音ですが慣れれば簡単です。

i:日本語の「い」より唇を左右に開いて「いー」と発音します。
まあこれは簡単ですね。但し子音のz,c,sにくっつくとき「ズ」「ツ」「ス」という発音になります。口の形は「い」で「う」と発音します。これも「い」の時下の歯にくっついたのを少し離す感じだとうまく発音できます。

u:日本語の「う」より口を突き出し丸めて発音します。

ü:「う」の口のまま「い」と発音します。これは「う」を発音するより舌を下の歯につけるように発音すればうまく発音できます。

短母音の発音は以上です。

でもこれでうまく発音できるようになれば苦労しないですね。

やっぱ人の真似をして覚えるのが一番です。

今回は短母音だけですがなんか発音のコツ思いついたらまたアップしたいと思います。


【超速中国語】
© [ BLUE MIRAGE - bm-pastel ] 忍者ブログ [PR]